ピッチシフターで声の高さを変える premiere proプレミアプロの使い方

【作って覚えるpremiere proの基本】オーディオの編集

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今回は、プライバシーを守る場合などに良く使われる“声の高さを変える処理”を行ってみましょう。「目撃者インタビュー」クリップの目撃者の声を変えていきます。

まずは中継のシーケンスを開いて「目撃者インタビュー」に「オーディオエフェクト」の中から「タイムとピッチ/ピッチシフター」を適用します。

エフェクトコントロールのピッチシフターの「置き換え比率」を変更することで声の高さを変えることができます。
デフォルトでは1.00になっていますが、数値を高くすると声も高くなり、数値を低くすると声も低くなります。今回は1.30くらいにしてみましょう。

このままではリポーターの声も高くなってしまうので、キーフレームを打ちます。
41秒20フレームでは「1.00」、42秒0フレームで「1.30」にキーフレームを打ちます。

「置き換え比率」でキーフレームを打てたら、再生してみてください。ニュース番組などで良く聞く”アノ声”になっているはずです。 これで目撃者のプライバシーは守られました(笑)