【作って覚えるpremiere proの基本】オーディオの編集
今回はエッセンシャルサウンドでノイズを軽減する方法です。
「中継」のシーケンスで編集した「墜落現場」のクリップで作業をしていきます。
墜落現場のシーンではリポーターの声の他に、「シュ~」という音や、人混みの「ガヤガヤ」した音が入っています。こういった撮影時にマイクが拾った現場の音をノイズと呼びます。
通常こういったノイズは臨場感を表現する上で重要なのですが、今回はあえて軽減して、リポーターの声を聞こえやすくしてみましょう。
中継のシーケンスを開いて、ワークスペースをオーディオにしておきましょう。
「墜落現場」クリップを選択して、画面右側にあるエッセンシャルサウンドのパネルから、オーディオタイプの「会話」を適用します。
「修復」の中にある「ノイズを軽減」にチェックを入れます。オンオフして聞き比べてみてください。ノイズが小さくなっているがわかるかと思います。
適応量は現在5になっていますが、これを大きくしすぎるとリポーターの声に違和感が出てしまいます。
一度10にして聞き比べてみてください。リポーターの声はこもって聞こえるはずです。
今回の最終的な数値としては、3くらいが良さそうです。
エッセンシャルサウンドの「修復」では、「ノイズを軽減」の他にも、ハムノイズを除去したり、リバーブ(響き)を軽減したりすることもでき、非常に便利な機能なので是非使ってみてください。